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吹奏楽だからこそ・・



 皆さんは、吹奏楽という音楽のカテゴリまたはバンド形態をご存知だろうか。このページに敢えて足を運んでいただいている皆さん方のほとんどはご存知のことと思うが、世間的に、吹奏楽というジャンルが認識として大変薄いように感じるのは私だけだろうか。
 私の周りの人間に聞いてみると、ロックバンドよりも大人数で編成楽器の数が多ければ、おそらく管弦楽という認識であろうし、ラッパやクラリネット、太鼓が加わっているバンドとなると、マーチングバンドや鼓笛隊ということになってしまう。大胆な人だと、ドリルダンスチームと勘違いする人も出てくる始末である。いやはや、困ったもんだ。
 もしかしたら、吹奏楽というもの自体、世間では認識されていない、もっと悪い言い方をすると『認められていない』、亜流の音楽なのかもしれない。吹奏楽で有名な曲は?と聞かれると、私は困ってしまう。吹奏楽の世界で有名な曲と言っても、モーツァルトやベートーベンやシベリウスやチャイコフスキーのような、いわゆる歴史上に残る非常に有名な作曲家という人物は、吹奏楽においてはいない。もし聞いたとしても、「誰それ?」で終わってしまうであろう。世間の認識としてはそんなもんである。残念なことに。

 しかし、ならば逆に・・・・。

と、こう書いて、『待ってました』とおっしゃる読者がいらっしゃることを切に期待するが、それはさておき。
ラテンののりのりの曲もあり、クラッシックの管弦楽曲を吹奏楽にアレンジした曲もあるし、今流行のポップスもあり、ジャズのビックバンドの形態だって、編成としては極めて容易に演奏できる。また、私たちのが良くやるパターンであるが、誰かがヴォーカルをとることも出来る。お客さんの中に子供たちがいれば、アニメの主題歌やら映画音楽、ご年配の方が多いのならば、歌謡曲やらナツメロなんかもいかが?なんて具合に、かなり自由度の高いステージ編成を組むことが出来る。

 さて、このような、スカイハ○ーフェクTVやDire○TVのチャンネルすべてをいっぺんに、しかも「てってーてき」なことが出来るのは、もしかして吹奏楽の特権なのかもしれない。

 ならば、それならば、音楽には縁もゆかりも無かった方も、吹奏楽で音楽に関心を持つなんていかがだろうか。別に、音楽に関心を持つのに理由は必要ない。が、きっかけは必要になることもある。ならば、どうぞ私たちの演奏を聞いてみていただきたい。懐かしいと感じていただけることもあるかもしれない。楽しいと思っていただけるかもしれない。その一つ一つが、あなたにとって必要な、「何か」になってくれることを、私たちは期待し、目指しているし、またそういう演奏をしていきたいと強く思う。

 いつか、どこかで、あなたにお会いしたい。


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